収納家具全般を引越でバラバラにしている

私は親の職業柄引越を何回もしています。引越が多いのは色々な人との出会いも色々な土地とも出会いがありますが、付き合いは浅いものです。学校も転校するたびに様々な別れがあり、転校先では新たな出会いがありました。また引越の度に自分の荷物を荷造りし収納家具に入っているものを箱に積め、引越先でそれを戻しました。それは端から見れば辛いものに見えたようですが、私はそれほど嫌いじゃありませんでした。新しい所の新しい風景や新しい出会いも好きでした。引越も大変に見えますが、引越の行為は嫌いじゃありませんでした。

家族の中で姉は主にタンスの中の荷造りや荷解きが担当で、居間にあった収納家具全般が私の担当でした。その収納家具はとても大きく、モダンな形をしていました。引越時は大体その家具は玄関からでない為毎回業者さんはバラバラにして運んでいました。私はその家具がバラバラになるのを見る様が好きでした。その業者さんが言うにはバラバラにすればする程強度が少なくなって行くからいつまでも使い続けられるものではないかもしれですよ、といっていました。その後あまりにがたがたになったのでその家具は捨てる事になりもう少し小さい家具を買う事になりました。その大きかった収納家具を捨てるとともに引越は不思議な事になくなりました。その収納家具が引越を引きつけていたかのようでした。もしくは私に荷造り荷解きをしてもらう事を望んでいた為に引越させ続けていたのではないかとも考えるようになっていました。でも、後々考えてみると親の仕事も地域の定着型に落ち着いたようで引越もなくなったと言う事でした。私も一度だけその家具をバラバラにした事があります。引越の荷造りがいつになく早く終わってしまい、これ以上する事が無くなってしまい、場所も随分広がっていたので私はその家具を是非ばらしてみたいと言うと、親はやってご覧と言いました。引越屋さんがやっていたようにまずは横にしてから上と下からのねじ外しました。その後に横のねじを外し板を取るごとにねじを外しバラバラにしました。

翌日引越業者さんが来たときにそれがバラバラなのにとても驚いていました。さらにはそれをしたのが私だと聞いてもっと驚いていました。今は一人で暮らし家族もいるようになりましたが、引越の度にはきっちり荷物をまとめるのが私が行う役目です。それでもあの大きい収納家具がないと物足りないと感じた事もあります。

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